陰核（クリトリス）の皮を剥いたら大変なことに

女性をイカせるなら陰核（クリトリス）攻めが基本だよね

女の性感帯でもっとも強いのは陰核（クリトリス）で、男は必ずそこを攻める。セックスのときに女性の陰核に触らない男はいないだろう。ここに触れるのは女を感じさせるための必須愛撫だ。陰核は女の感じるセックスを実現するための重要な器官である。

ところで陰核には陰核包皮という皮がある。陰核はこの皮に囲まれ、少しだけ目をだしているのが一般的。まるで幼い木の芽のように。

俺はこの皮を剥いたらもっと女を感じさせることができるのではないかと考えた。陰核の感度を上げるために皮を剥くのだ。

そしてそれを実践するために出会い系に登録した。

俺が出会い系サイトに登録した目的は、陰核包皮を剥いた陰核がどの程度の感度をもたらすかを実験するため、だった。

陰核は包茎ペニスと同じ。皮を剥いたら痛いのさ

出会ったのは20代のOL。証券関連の仕事をしているらしい。仕事は多忙でストレスが溜まる。彼氏も欲しいが、とりあえず遊びたい。性欲を満たしてくれる男が欲しい。

彼女と飲んだら、そんな本音が飛び出した。

「セフレが欲しいの？」

「まあね。たまに会って狂わせてくれる男性」

―陰核包皮を剥けば一発だ―

俺はすでに勝ち誇ったような気分だった。

ホテルでセックス。

俺は彼女にキスし乳を揉み、ヴァギナに指を入れ、セックスのウォーミングアップをひと通り終えたところでいよいよ陰核に着手した。

皮で覆われ、ちょっとだけ目を出した陰核が見える。俺はその皮を剥き、陰核を引っ張り出すと、指先でこすってみた。

すると彼女はびくっと体を反応させ、体をねじるように俺の指を裂けたのだ。

「どうした」

「痛いから」

「痛い？　なわけないだろう。クリが痛いだなんて」

「触る前に変なことしたでしょう」

「皮を剥いた。そのほうが感じると思って」

「感じすぎて痛いの」

男も同じだ。包茎男の亀頭は敏感で、皮なしでこすると痛みを伴うことがある。あれと同じ現象なのだと思って納得した。

陰核は小さなペニスだと思って間違いない。

俺は皮を元にもどして普通の愛撫をした。

実験の結果、陰核包皮は剥いてはいけないということがわかった。