これで5回目。やり逃げ常習犯の言い分

簡単に体を許すような女と付き合いたくない

セックス目的で女性に近づき、口説いてセックスしたら雲隠れ。

出会い系で、今まで俺はこの「やり逃げ」を4回やった。そのうち出会い系サイト業者からマークされ、ブラックリストに載るのではないかと真面目に考えたりする。やり逃げ前科4犯。こんな男に女は近づかないだろう。

しかし俺にも言い分はある。やり逃げする正当な理由がある。もしもやり逃げで裁判になるようなことがあったら、俺は裁判官の前ではっきりこう言うつもりだ。

「男の誘惑に簡単に乗って、すぐにセックスさせるような女とは交際したくないと思ったのです」

そんな女は、真面目に交際しても平気で浮気するだろう。その手の女とは、一度抱かせてもらう程度で十分なのだ。

逆に言うと、口説いても口説いてもそう簡単に身体を許さない女は見込みがある。そういう女とはとことん交際してみたいと思う。

要するに二度会う意味を認めないから「やり逃げ」するのだ。

即エッチOKになったら、セックスして雲隠れ

最近、通算5回目のやり逃げをした。

相手は就活中の女子大生。色々不安だし、誰かに支えてほしいと言っていた。俺は彼女を勇気づける言葉をかけ、君なら性格がいいし、顔も綺麗だからきっとうまく行くと激励した。

「ところで君とエッチしたい・・・気分転換にどう？」

「勇気をくれたし、OKしちゃおうかな」

彼女とはその日のうちに即エッチして別れた。断られたら普通につき合うつもりだったが、OKだったので一回セックスすれば十分だと思ったのだ。

―勇気をくれる男なら誰とでも寝るのか―

セックスした翌日から、彼女から送られてくるLINEはすべて無視。

LINEのIDしか教えていないので、その連絡ルートを絶てば彼女との接点はない。

これでやり逃げ5犯を記録。

ひょっとしたら、このまま永遠にやり逃げを続けることになるかもしれない。

出会う女、出会う女、みんな即エッチOK。頑なに貞操を守ろうとする女はいない。

嬉しいやら悲しいやら。