せんずりよりオマンコのほうが気持ちいいと実感した出会い系

女いなくてもせんずりすればいい、と語った友人

童貞男の性欲発散方法はせんずりしかないと思っていた。つうか、普通に考えてそれしかありえない。おのれの手でこすり、射精する。たまに玩具と使うこともあるだろうが、その穴は人工の穴で、女のそれではない。玩具もせんずりの仲間である。

「女いなくてもせんずりすればいいじゃん」

学生時代の友人はそう語っていた。その男は俺と同い年の25歳。学生の頃から知っているが、そいつに彼女はいなくて、風俗にも行ったことがない。奴はせんずりで男の願望を満たしている。ずっと。

奴に感化されたわけではないが、俺も童貞だった。風俗に行く金もなく、2～3日に一度のせんずりですべてを満たしていた。それでいいと思っていた。女の膣内で出すか、手のひらの中で出すかの違いだけで、射精するという目的は同じである。その意味では得られる快感も同じだろう。

せんずりなんか意味ない……オマンコこそが男の快楽

だが社会人になって別の友人に出会った。彼は学生時代の友人と違ってオマンコ至上主義の男である。せんずりは猿のすること、と割り切り、学生の頃から女をナンパしてハメまくり、風俗で抜きまくってきた。

「オマンコするなら出会い系がいいぞ……すぐにセフレできるぞ」

「出会い系？　あ、出会い系ね」

彼に勧められてPCMAXに登録した。彼もPCMAXで過去二人のセフレを作ったらしい。半信半疑で女を物色し、適当にメールした。すると、すぐに反応した。

「遊ぼう……今からでもいいよ」

（まじで……）

女にはすぐに会えた。ぽっちゃり系で乳が大きな女だった。俺はたちまち欲情し、流れでホテルに入った。そこで、俺は童貞を卒業した。

感想を書こうか。

快楽という名において、せんずりとオマンコは比較にもならない。

オマンコこそが男の快楽である。

俺は童貞卒業を機にせんずりをやめ、オマンコを楽しむことにした。

出会い系の女と。