ついに再現……愛液のヌチャヌチャ音

AVの世界ではヌチャヌチャと音がするが再現したことがない

AVを観ていると、男の手マン時、あるいは挿入ピストン時に粘膜同士がこすれあうヌチャヌチャ音を耳にすることがある。

愛液の音であるのは間違いないが、俺はセックスのときに一度もヌチャヌチャ音を耳にしたことがなく、あれは効果音に違いないといつも思っていた。

いかに愛液が豊富な女であっても、あそこまで露骨な音を出すわけがないと。

しかし今回、俺はその「生の」ヌチャヌチャ音を生まれて耳にした。相手はハッピーメールで知り合った26歳の女。読者モデルをしているというだけあって、なかなかの美人、そして色っぽかった。

色気のある女には色気のある言葉が相応しく、俺は彼女の美貌を褒め、ときにエッチ語を交えて一日も早く男女の仲になりたいことをほのめかした。

「下心まるだしみたいね」

「へへ。俺の性分」

「まあいいけど」

深い仲になったのは出会って三日後のことだった。

愛液豊富な美女相手に手マン15分でついに再現

初回のセックスは実にオーソドックスで、教科書通りの行為に及んだ感があったが、ひとつだけ気になることがあった。

彼女が「ゆるマン」の持ち主だったのだ。

挿入しても締め付け感があまりなく、刺激が少ないため長く持った。その分快感は落ちるのだが、彼女が膣イキするまで持たせることができ、行為のあと、男の仕事を無事に終えた気になった。

ヌチャヌチャ音を耳にしたのは二度目のセックスのときだった。

俺は前戯の手マンのときに、彼女のゆるマンを楽しもうと、執拗に指を抜き差ししていた。そこは生ぬるく、愛液もどろっとしていた。

すると音が鳴りだしたのである。

ヌチャ

ヌチャ、ヌチャ……

ヌチャヌチャ

そして約15分後、その音はあのAVの世界で耳にする音になったのだ。

そして挿入ピストン。ヌチャヌチャ音は消えず、そのまま持続し、エッチな音を最後まで鳴らしていた。

ヌチャヌチャは、愛液がたっぷり出てくる「ゆるマン」でしか起こらない音なのかもしれない。

ぶかぶかで空気が入りやすい（混ざりやすい）から？

そのヌチャヌチャ音は、二人の欲情を高めるいい仕事をしてくれる。