もうすぐ孫ができる女と熱い不倫をしています

ハピメで知り合った55歳の熟女とその日のうちに……

熟年不倫の話をします。

私は今年で還暦を迎えた60歳です。

先日会社で退職の手続きを済ませ、花束をもらって職場を去りました。退職後は弟が経営する不動産関連の会社の手伝いをすることにしています。暇つぶし程度の仕事なのでバイト並みの薄給ですが、何もしないよりましと、頑張るつもりです。

でも家の中ではおもしろくないことばかりです。週に3日の出勤なので、平日家にいることが多く、妻との関係がぎくしゃくしています。コロナ禍のときも在宅勤務をしなかったので、ここにきて「夫が平日家にいる暮らし」が日常となったのです。

「お昼何にする？　私ひとりだったらクラッカーと紅茶でいいんだけどねえ」

そんなことを言います。

「ぼくも、それでいい」

そう返すしかないのです。

妻もそうなのかもしれませんが、私もストレスがたまっていました。そんなおり、出会い系サイトに登録してしまったのです。ほんの火遊びのつもりでした。平日の昼間、家を出る用事がほしい。そんな切ない願望がありましたし、責任の半分は妻にある、と不倫めいたことをやろうとしていることに罪悪感はありませんでした。

「私、この年で孫がいるんですよ」

55歳になる女性と知り合いました。見た目は美しく40代に見えます。私はその人に夢中になり、是非会いたいと思い交際を申し込みました。

そして。

会ったその日にラブホで結ばれたのです。

熟年不倫の始まりでした。

人間、いくつになってもセックスはやめられない

妻とのセックスレスは10年以上でしょうか。我が家から「セックス」という言葉が消えて久しいです。ときどき噴いてくる性欲は自慰ですませ、妻を抱きたいなどと考えたことはここ10年ありませんでした。私の中からも「セックス」という言葉が消えたようでした。

ところが55歳の彼女と知り合ってから、私は10年前の私に還ったのです。

―セックスって、こんなに気持ちよかったのか―

55歳ですが、完璧にセックスできる女性でした。肌も艶やかですし、アソコもしっとり濡れて、感度もいいですし、あの声もスケベです。私はガチで興奮し、久々のフル勃起を経験しました。

私は熟年不倫に目覚めました。

弟の会社には月・水・金の出社ですが、火・木は彼女に会います。

「火・木は図書館で勉強することにしたんだよ……昼ご飯も外で済ませるよ」

「あら、えらいわね……頑張ってね」

妻もほっとした表情。

不倫というのは熟年期のほうがやりやすいのかもしれませんね。

熟年不倫、おすすめです。