セックスのことを「ボルチオ」と呼ぶエロ女子大生

ねえ、これからラブホでボルチオしない？

ボルチオ性感帯とは、女の膣の奥、子宮入り口付近にある性感帯のことで、ここを刺激したら女は中イキできると言われている。「ポ」ルチオともいう。

いぜん中イキといえばGスポットへの刺激が一般的であったが、最近では下火になり、今ではボルチオ性感帯が注目を浴びている。Gスポットとは実はボルチオのことだったのではないかというセックス評論家もいる。

男はこの性感帯を目指して腰を使い、ペニスを奥まで挿しこむ。

ところでこのボルチオ性感帯は、女の間でも周知度の高い言葉となっている。今回出会い系で知り合ったスケベ女子大生は、セックスのことを「ボルチオ」と呼ぶ。

「最近ボルチオしてないな……」

「昨日のボルチオ、すっごくよかった」

「ねえ、これからラブホでボルチオしない？」

聞いていて思わずわくわくするセリフだが、男にとっては逆にプレッシャーでもある。

彼女にとってのセックスはボルチオ性感帯を責められること

何がプレッシャーか……。

彼女はセックスを「自らのボルチオ性感帯を存分に刺激してイカセてもらう行為」と定義しているからだ。

ボルチオ性感帯を責められて当たり前。ボルチオでイッて当たり前。ボルチオ性感帯がどこにあるのか不明な男にとってすれば、これは大いなるプレッシャーである。

その女との初回のセックス時、俺は正常位で構えた。ボルチオ性感帯を責めるには正常位がいいと言われているからだ。女の脚を上げ、腰を尻に密着させてペニスを奥に持っていく。壁にぶつかる感じがする。その周辺を突きまくり、彼女がもっとも感じた部分がボルチオの的だ。

「あんっ……そこっ……そこよっ！！！　あああんっ！　いいわああッ」

当たりだった。俺は狂ったように「そこ」を叩き続けた。彼女はやがて失神したかのように白目をむいてアクメに達した。

ボルチオ性感帯の凄まじさを俺は学んだ。

同時に、自信にもつながった。

ところで悲報がある。

ボルチオ性感帯に到達できるペニスの長さは15～16センチと言われている。膣の長さ（子宮口）までの長さは9～10センチなので、最低限この程度のペニスの長さがあれば十分と思いがちだが、これは平常時の膣長であり、行為中に女の膣が伸びることを計算に入れておかなくてはならない。

伸びた膣を突き抜けて子宮口まで辿り着くには、平均以上のペニスでなければならない。女性のアンケートでも15～16センチ程度の長さのペニスが理想的と答えられているのを考えると、このくらいのサイズでないと女を中イキさせられないことになる。

ちなみに俺は15.8センチ。

なんとか「射程」圏内にいる。