バス停に立っている彼女がまさか男待ちだとは誰も思わないだろう
もしも旦那が見ていたら相当ショックを受けるだろうな
出会った女性 | 出会った場所 | 利用サイト | 投稿日 |
---|---|---|---|
39歳 主婦 | 徳島 徳島市 | ハッピーメール | 2017年2月2日 |

大手出会い系サイトのハピメで知り合った人妻と不倫している。
偶然こうなった。
綺麗な人だなと思って、そのときは独身か既婚か気にもせずにメル友になった。しばらくして人妻であることがわかり、このまま付き合っていても仕方ないとも思ったが、なかなか切れずにずるずる連絡を取り合い、会うことになった。知らずしらず彼女に個人的感情を傾けるようになっていたのだろう。人妻だとわかっても別れたくないと思った。
会ってみるとその魅力は想像以上で、たちまち虜になる。人妻だろうと何だろうとかまうものかと思う。
「付き合ってくれますか」
そう告白するまで時間はかからなかった。
「本気で言っているの?」
「ごめんなさい。駄目なら取り消します」
「そうじゃなくて。本気で不倫しようと思っているかってこと」
人妻の不倫はある意味真剣勝負なのかもしれない。それ相応の危険を犯すわけであるから、相手の自分への思いが確かで信頼できるものでなければ危ない橋を渡る気にはなれないということだ。逆に男が本気モードなら多少のリスクは取ろうという気になる。主婦の仮面をはずしてみようという気になる。
交際が始まった。
真剣であるから、彼女は密会にも細心の注意を払う。
密会の場所はいつもバス停。しかもカムフラージュのため毎回バス停を変える。彼女はバスに乗って適当なバス停で降り、そこから俺に電話するのだ。そしてあたかもバスを待っているような体(てい)で俺の車を待つ。
不倫の待ち合わせにしてはかなりユニークだが、そんな妻の不倫努力を旦那が知ったらさぞかしショックだろうなと思う。妻がバス停でバスを待っているかと思って近づいたら、接近してきたどこかの男の車に乗り込む。
そんな密会シーンを目撃したらどういう気持ちになるだろう。
罪悪感が消えるくらい頭の中をエッチでいっぱいにして
俺の気持ちをしっかりと確かめ、細心の注意を払う心理の底には不倫の罪悪感があるのは言うまでもない。罪悪感がなければ俺の気持ちなどいちいち確かめないし、手の込んだ密会もしない。
最初の密会の日、ホテルで抱き合う直前に彼女はこんなことを言った。
「罪悪感が消えるくらい頭の中をエッチでいっぱいにして」
ときどき目覚まし時計のように響いてくる理性の声を、セックスの快感で蹴散らして欲しいらしい。罪悪感が消えるほどのセックスしてちょうだい。これも不倫する人妻のしたたかな工夫と言えるかもしれない。
そんな彼女に触れながら、俺はたまに想像する。
将来誰かと結婚したとして、その愛妻が俺の知らないところで知らない男と密会し、過激なセックスで不倫の罪悪感を消しているとしたらどんな気になるだろうか。
そんな女と一緒に生きていけるわけがない。
「この関係、いつまで続けましょうか」
「その気がなくなったらいつでも言って。すぐにでもやめるから。私は真剣に自分を思ってくれる人としか浮気しないのよ」
そんな風に言われるとなにくそと思い、その気がなくなったとは言いたくない。そう思っていたとしても、言いたくない。
意地だ。
不倫なんて、意地と意地のぶつかり合いなのかもしれない。
そして意地と意地の逢瀬には、なぜか密会が似合っている。
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