僕たちは一日中セックスしまくるエロ裸族
彼女のアパートを電撃訪問した結果
出会った女性 | 出会った場所 | 利用サイト | 投稿日 |
---|---|---|---|
29歳 劇団研修生 | 新潟 柏崎市 | ハッピーメール | 2016年12月24日 |

彼女はおかわりしたコーヒーをすすりながら、ようやくもらった役のことを語った。
今度の舞台では5分間だけ演技する場面がある。客に騙されて借金を負った娼婦が、一人ぼっちになった娼婦の部屋で大声出して暴れるというシーン。その後娼婦は自殺するので、その5分間しか舞台に登場しない。
「これで評価されなかったら俳優への道はあきらめかもね。もう29歳だし」
自宅は柏崎にあるが、劇団は新潟市にある。その日は柏崎駅近辺のレストランにいた。演劇をやっているせいか表情が豊かで声もよく通るが、やや落ち着きがないところがある。俺は貧乏ゆすりをする女を初めて見た。出会い系で知り合いメル友になって2カ月を経過したが、実際に会ってみると今まで気づきもしなかった色んなものが見えてくる。
住所を聞いたので、彼女がオフだという平日の午後、電撃的に自宅のアパートを訪れた。
「誰かと思ったら・・・びっくりだわ!」
びっくりしたのはこっちのほうだ。
彼女はなんと下着姿だった。薄い黄色のブラとショーツ。恥丘のふくらみがエロく、目のやり場に困って玄関の天井を見たら、自分のなりを改めて見て「ごめんなさい」といい、一度戻って服を着た。
「私ね、家にいるときはほとんど裸なの」
「裸族?」
裸でいると心身ともに解放された気分になり、ストレスも消えるという。
一日中裸でいてセックスしまくる日々
彼女は俺を招き入れると、テーブルの上に散乱していたポテトチップスの袋やコーラや缶ビールの空き缶を急いで片づけた。テーブルの隅には競馬新聞があった。あわただしく動きながら笑顔を作り、早口でしゃべる。
「連絡しようと思ってたんだ。あのね、舞台だめになっちゃった」
「どうして」
「スポンサーが一部降りて上演時間が短くなってね、私の出番カット。娼婦は勝手に自殺したという事実だけナレーションされるの。演出家も勝手なものよ」
「これからどうなるの」
「知らない。しばらく新潟にも行かないわ」
その女っぽさに欠ける雑然とした部屋には、たしかに女の裸が似合うような気がした。匂い立つ肌身をさらした女がうろうろしていたほうが、古新聞の山も色っぽく見えるというもの。
「俺も裸族になってみたい」
実は俺も居酒屋の店長とそりが合わず、職を失っていた。
俺は彼女を押さえつけると唇を奪い、胸も揉んだ。ロング丈のシャツを羽織っただけだったので、すぐにおんなの部分に到達できた。彼女は最初のうちばたばたしたが、やがて脱力した。
セックスのあと、しばらく裸でいた。
「この部屋にいるときは裸でいるっていうルールにしようぜ」
「いきなり来たと思ったら・・・あなたも勝手ね。でも面白い男だわ」
演技していない笑顔がそこにあった。
週に二度ほどそのアパートを訪れるが、ほぼ一日裸で過ごし、気が向いたらセックスするという関係を続けている。裸だから気軽にハメることができる。娼婦の部屋ではないが、その部屋は常にエロかった。
だが窓を開けると、風に乗って日本海の潮の香りがした。その香りだけがとても新鮮に嗅がれた。
その潮の香りのする街で、二人で職を探している。
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