安心してセックスさせてもらえる熟女はやっぱり美味しい

百戦錬磨の熟女に逆ナンされてホテルへ

「熟女」というと聞こえはいいが、しょせんは女盛りのおばちゃんだろうと考え、今まで一度も熟女とのセックスを考えたことはない。妄想すらしたことがない。たるんだ脂肪と垂れた乳。口ばかり達者のスケベ中年女に用はない。女とやるなら若いほうがいい。

だが今回やむを得ず熟女と交際して、その価値観ががらりと変わった。今ならいえる。熟女はおすすめだ。

ワクワクメールで知り合った女と別れたあと、次の女を探していた矢先、メールが飛んできた。相手は大津市在住の40代前半の主婦だった。

「暇なら私とつきあわない？　後悔させないから」

いわゆる逆ナンだった。出会い系の女性から逆ナンされるのは初めてだったので気が動転し、前後不覚になった。相手は俺にとって性的関心の薄い熟女ではあったが、誘ってくれたことが嬉しく、しばらくメール交歓するうちに仲良くなり会うことになった。百戦錬磨の熟女は男をナンパするのがうまいのか、まんまと引っかかってしまった。

目的はセックスらしく、会ったその日にラブホに連れ込まれた。

目の前に横たわる全裸の熟女を一言でいうと「セックス」

（ああ、なんでこんなことに……）

会ってしまったことに後悔し、その勢いでラブホ入りしてしまったことに後悔した。目の前にいるのは自分より一回り以上年上の熟女。オナニーのオカズにすらしたことのない性的キャラがそこにいる。俺はこの熟女とセックスするのか。果たしてできるのか。

だがそれは杞憂だった。ベッドインしたら、自然と体が重なり、熟女はすぐにスタンバイ状態になった。陰部もぐっしょり濡れている。

（いつのまにこんなに……）

何もしていないのに濡れている。すごい。

感度もよく、ちょっと触っただけで感じるし、数分のクンニでイッてしまう。あまり手を煩わせずにセックスの佳境にいたる。熟女は安心してセックスできる相手であることを知った。恥じることもなく、抵抗することもなく、俺をすっぽりと包んでくれる。若い女だとこうはいかない。そもそもそう簡単にセックスさせてくれない。

目の前に横たわる全裸の熟女を見て思った。

そこにいる女は、一言でいうと「セックス」だ。

セックスがそこにある、と俺は思った。

この気持ちがわかるだろうか。

わからないなら一度熟女とセックスしてみることだ。