男を取り戻すために出会い系の女とエッチしています

同性愛者ではないですが、男とエッチなことをしたことがあります

僕は今、出会い系サイトYYCで知り合った女性と交際中です。

無理やり体を奪おうとせず、少しずつその女性に慣れ、自分は女がほしいのだと、自分は男なのだと実感しながらその女性の体の中に入り込んでいきました。出会ってから体の関係になるまで一か月ほどかかりました。その間、僕はいろいろと逡巡をかさねていました。

実は僕、男とエッチなことをしたことがあります。

相手はバイト先の先輩で、中性風の素敵な男性でした。僕は同性愛者ではないので、特別な感情はわきませんでしたが、先輩が僕に迫ってきたのです。彼は同性愛者だと思います。

「君さ、何ていうかさ、男同士のアレに理解があるかな」

「ないです」

「一度でいいから、俺の愛撫を受けてくれないか」

飲みに行き、先輩のアパートに連れ込まれて乳首をなめられ、フェラチオをされました。

同性愛って、こんな感じなのかと思いました。

特に違和感はありませんでした。でも、やっぱり僕は同性愛者ではないです。

「付き合ってくれるかな」

「いえ……その気はないです」

「じゃあ無理にとは言わないよ。でも今晩だけは、俺のペニスをフェラってくれないか」

「無理です」

「じゃあ手でしごいてくれ」

僕は先輩のペニスをしごきました。僕のよりサイズは小さいですが、固かったです。

先輩はさも気持ちよさそうに果てました。

そのとき僕は、自分が女になったような気になりました。

自分が同性愛者だと認めたくない……ただそれだけ

僕はそんなことをした自分がいやで、自分は同性愛者なんかじゃないと、自分は女が好きな男なのだと納得するためにYYCに登録したのです。

そして彼女をゲットして、自分が男であることを再認識することにしました。先輩との一晩の経験を忘れたかったのです。自分のペニスに記憶として残っている男性の口の感触を捨てたかったのです。

そして先日、ついに彼女とのセックスにこぎつけたのです。

「ああ、気持ちいい……」

僕は、僕が男だと納得しました。女性とのセックスで感じることができ、そして射精することができるのですから、男でしょう……。

僕は男です。

正真正銘の。

でもなぜ、あの夜先輩のフェラチオを受け入れたのでしょう。あのとき、僕は「気持ちいい」と思いました。先輩に乳首を舐められて勃起する自分がいました。

今、悩んでいます。

彼女にもこんなことは告白できません。

つらい毎日です。