童貞喪失体験記～初めて知ったおっぱいの感触～

25歳にして25歳の女相手に童貞喪失

俺は25歳だが、昨日童貞を喪失してきた。

相手はPCMAXで知り合った25歳の女だ。同い年だが、彼女は処女でないばかりか、過去に3人の男との関係があったという。最初の男にはかなり惚れ込んでいたが、ふられてから自棄になり、2人目3人目はほとんど遊びだったらしい。ということは俺も遊び相手に過ぎない。しかしそんなことはどうでもいい。とにかく童貞喪失したい。男になりたい。女の体を通して男の快楽を得たい。

出会って2回目のデートでラブホテルに入れたのは、彼女もほとんど体目的（遊び）だということにほかならない。童貞喪失をもくろむ俺にとっては好都合だったが、どこか味気ない気もした。もっと心理的にもつれたいという思いもあった。

「初めてじゃないんでしょ？　こういうところにくるの」

服を脱ぎながら彼女がいう。同い年だが、場慣れした商売女のような印象。

「初めてじゃないわけじゃないけど、初めてのようなものかも」

適当にごまかす。

意外と固かったおっぱいの感触

ところで俺の関心は女のおっぱいにあった。普通男はおっぱいより女性器（まんこ）に関心があると思うのだが、俺の興味はおっぱいにあった。

（おっぱいを揉んでみたい）

あのぶるぶる揺れる柔らかなおっぱいを握りしめ、心ゆくまで揉んでみたい。女性器は外からなかなか「かたち」として見えにくいが、おっぱいの膨らみは服の上からでもよくわかる。そこにおっぱいがある。しかも柔らかそうに揺れている。ああ、揉みたい。

気が付いたら彼女のおっぱいにむしゃぶりついていた。ふくらみの先端にまるい突起があり、それが勃起していて、口の中で飴のように動く。

（ああ、これがおっぱいか……）

だが思ったより柔らかくなく、むしろ固い気がした。おれはおそらく弾力が生む固みだとは思うのだが、イメージの中にあったマシマロのような感触はあまりなかった。

（挿入しないと……ああ、コンドームつけないと……）

慌てているうちにペニスが少しだけ膣に入り込み、それがかなり気持ちよく、そのままピストンして我慢できなくなり、恥丘に押しつけて射精した。ほとんど一瞬の出来事だった。

これがセックスか。
　
これが童貞喪失か。

「きみさ……もしかして童貞だった？」

「う、うん」

ばればれ。

童貞だから上手にできるはずがない。俺は童貞喪失の歓びに酔いつつ、男の責務を果たせなかったふがいなさに無口になった。

「そのうち慣れるって……」

「付き合ってくれるの？　これから」

「悪くない人だからね」

彼女にとって4人目の正直になれるか。

おっぱいは固かったが、彼女は柔らかく見えた。

俺の童貞喪失はそんな感じだった。