美しさのまるでない崩れた肉体に興奮するのはなぜか

若い女とはくらべものにもならない醜い体。しかし・・・

45歳の主婦と出会い系で知り合い、しばらくメール交換を続けた。

お互いの欲求はひとつだったが、なかなかストレートに言い合えず、互いの性欲を遠回しにぶつけ合うようなメール交換の末、耐えかねた俺が「ご飯食べに行こう」と誘った。

彼女はすぐにOKした。ご飯食べに行こうはセックスしよう、の意味であることはお互い理解していたと思う。そこまで空気が桃色に煮詰まっていた。

写メの彼女は美人顔だが、同時に45歳の年齢を感じさせる顔だった。実際に会ってみるとそれに45歳の体形が加わって、ますます45歳を意識してしまった。太目で下半身がどっしりしていて、いかにも中年のご婦人という気がする。

裸になるとそれは一目瞭然で、その崩れた肉体は若い女とは比較にならぬほど老けている。

しかしセックスを始めると、その肉体に強く興奮したのである。

なぜだろう。

崩れた肉体でなりふり構わず迫ってくる淫らさに興奮

崩れた肉体で、すでに女体の魅力を失い醜くなってはいるが、その醜さを恥とも思わず貪欲にセックスを求めてくる姿を見ていると、若い女がほとんど見せることのない女の性がじかに伝わってきて、非常に生々しく見える。

その肉体は動物的、あるいは内臓的な臭みをともなって男の性に覆いかぶさってくる。

見栄えの良い、いわゆる魅惑的な若い女の裸体にはそれがないと俺は思った。

これこそが女の本当の姿なのではないか。

肉体が崩れてくると緊張がゆるみ、自身に対して性的に寛容になり、女が外に出やすくなるのではないか。

「ずっと欲しかったのよお・・・」

ぶよぶよした裸体を押し付けてきたので、俺は垂れた乳を下から持ちあげるように揉みながら、その中年女と舌をからませ合った。

乳には思いのほか重く厚く、膣はよく濡れていた。

体の崩れかけた中年女と一度セックスしたらやみつきになる。

世の中にあふれる熟女ファンの気持ちがよくわかる。