見られたくない女と見たい男の戦い
できる限り電気暗くしてほしいんだけど
出会った女性 | 出会った場所 | 利用サイト | 投稿日 |
---|---|---|---|
25歳 アルバイト(コンビニ) | 東京 世田谷区 | ワクワクメール | 2020年9月14日 |

セックスにおける男の最終目標はペニスを女性器に挿入して射精することである。
男はこれだけを目標にセックスをするし、ある意味女と出会う目的も、女性器への挿入である。
だから女の傍にいる時、男は常に女性器を意識している。
君もそうだろ?
え? そんな不謹慎なこと考えていないって? 嘘つけ。
女性器のことしか考えていないくせに。
先日ワクワクメールで25歳の女と知り合ったのだが、彼女とラブホテルに入ったときのことを書きたい。
それはまさしく女性器を見られたくない女と見たい男の戦いだった。
互いにシャワーを浴びてさりげなくベッドイン。
俺の頭の中には女性器しかなかった。
まずは女性器を見たい。
男は女性器を目で見て興奮し、挿入への欲望を強める。
だが彼女が発した第一声は、それを裏切った。
「できる限り電気暗くしてほしいんだけど」
「恥ずかしいの?」
「うん」
俺は照明をコントロールした。
「これでいいかな」
「もっと暗くして」
「こうかな」
「もっと」
「こう?」
「もっともっと暗くして」
これじゃ暗すぎて女性器見えないじゃん
互いの顔の表情が薄っすらと確認できるくらいの暗さ。
たとえば月の光でかろうじて周辺の様子が判別でき、障害物を避けて歩ける程度の明るさである。
(これじゃ女性器見えないじゃん)
「これ暗すぎね」
「これくらいでいいから」
「真っ暗じゃねえか」
「暗くてもエッチできるでしょ」
「だって……何も見えない」
「何を見たいの」
「え?」
「エッチな人ね」
それ以上問答するとセックス事態を拒否されそうだったので、その日は仕方なく暗い世界でセックスを始めた。途中からマンズリをしたり、クンニをしたりしたとき、彼女の下半身を動かして光を集めて何とか女性器のかたちを確認しようとしたが、夜の山のように黒い毛がもわっと確かめられるだけで、肉筋の様子とかラビアの色とか膣口のぬめりとかは全く確認できなかった。
それから挿入してピストン、そして射精。
(ああ、女性器を見ぬまま出しちゃった)
照明を明るくしたときには、彼女はすでに下着を身に着けていた。
それから何度かセックスしたが、照明は同様に暗いままである。
いつになったら女性器を拝めるのか。
女性器を見られたくない女と見たい男の戦いはこれからも続く。
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