靴フェチの俺が出会い系に登録した目的

ぶっちゃけ、靴があればいいいんだけどさ

世の中にはいろんなフェチがいる。
脚フェチ、パンティフェチ、ブラジャーフェチ、制服フェチ・・・
数限りない。
おそらく女性の体の部位や、体に関連する要素の数だけフェチがあるんだと思う。
ちなみに俺は靴フェチだ。
女性の靴の中のむっとした匂いをかぎながらオナニーするのが好きだ。
ある意味「匂いフェチ」かもしれないが、靴の匂いにしか興奮しないからあえて
「靴フェチ」と呼ばせてもらう。

いろんなところで匂いをかいだな。
病院とか、学校とか、人が多く集まる場所に出かけていって、
いかにも若い女性が履いてそうな靴を失敬してトイレで欲望を満たす。
そして靴はそのままもとの場所に戻す。

最近出会い系に登録して、ある若い女性に会った。
職業も何もわからなかったけど、靴の中は臭そうだった。
体育会系ののりで、ぶっきらぼうなところがあった。

俺は基本その手の女性は好きじゃないが、その手の女性の靴が好きなので会うことにした。
目的は靴だ。靴があればそれでいい。

彼女がシャワー浴びてるすきに・・・

ホテルに誘ったら意外にすんなりＯＫしてくれたので、タクシーでホテルに行った。
彼女の靴はパンプス。
この夏の盛り。
靴の中は雑菌でいっぱいだろう。
わくわくする。

「私先にシャワーあびていい？体がべとべとだから」
「いいよ。ごゆっくり」

その隙に靴を奪った。
靴の中に鼻をいれて、すーっと息を吸う。
酸味のある異臭が肺の中に吸い込まれる。

－ああ、この臭い匂いがたまらん－

どんなに美人でも靴の中は臭いんだ。
この匂いだけは消せない。
消臭剤をかける淑女もいるが、効き目が長く持続しない。
ケアを怠ると、必ず臭くなる。

俺、思わずオナニーしちゃった。
彼女が出てくる前に射精をすませちゃった。

だからセックスはゆっくりと時間をかけてすることができた。
「大人のムードたっぷりだったわ。あなた素敵ね」
なんてお褒めの言葉をいただいたよ。

俺が素敵だと？
俺は靴フェチだ。
ホテルに入るのだって、靴と二人で入ってもいいくらいだった。

でも俺は彼女からたいそう気に入られ、今でもセフレの関係を続けてる。
週二回、待ち合わせ場所に出かけていく。
靴に会うために。
彼女、いろんな靴履いてるから、毎回新鮮だ。
毎回別の女性に会っている気分になる。

日本全国の靴フェチ諸君。
出会い系って、こういう活用の仕方もあるんだ。