40代を迎えた生保レディの性欲のたくましさ

女性の性欲は40代で最高潮に

出会い系で40代の独身生保レディと知りあって週1～2回のペースでエッチしている。

俺は妻子持ちなのでいわゆる不倫。高いリスクが付きまとうので、よほどいい女でない限り不倫はすまいと慎重になっていたが、生保レディなら危険を冒してでもいい関係になりたいと思った。

生保レディといえば枕営業。

妖しさと独特のエロティシズムを持った生保レディとぜひ結ばれたい。

だが彼女は恥も外聞もなくひたすらセックスを求めるだけで、生保レディのエロティシズムなどとは無縁の女。その辺おスケベおばさんと何も変わらないのだった。

「40歳過ぎたらアソコがムズムズしてたまらなくなったの」

40代が女性の性欲のピークだと言われる。もうすぐ子供を産めない体になるから、女の本能が執拗にセックスを欲求するのらしい。生保レディとはいえ、彼女もその40代女性の一人に過ぎない。

独身でいるほうがたくさんセックスできるのかもしれないわ

「ご結婚はされないのですか」

そう言うと彼女はストッキングをゆっくり穿きながら、ため息をつくように少し笑った。

「結婚しないほうがいいかも」

彼女には同世代の友人が5人いて、うち4人はすでに結婚しているが、いずれもセックスレスで悩んでいるという。しかし不倫する勇気はなく、活火山のマグマのように沸き起こる40代女性の性欲を、ひたすら自慰行為で騙しだまし暮らしているらしい。

「結婚しても、それじゃねえ・・・」

たしかに。

結婚して永遠のセックス相手が見つかったとしても、その相手と満足にセックスし続けられるとは限らない。結局は婚姻制度のマイナーな部分、つまり姦通が許されないという縛りだけが一人歩きして女の自由を奪うのだ。

そんな目に合うくらいなら一生独身でいて、好きな時に好きな男とセックスしまくったほうが女の体にはいい、彼女は言う。

「こんなことあと何年できるかわからないけど、それまで女でいたいから」

そういって彼女はスカートの裾を整えた。